戦国時代

1分でわかる

戦国時代

15世紀後半〜16世紀後半(区切り方は地域によってちがいます)
幕府や守護の力がゆらぐ中で、各地に自分の力で国を治める戦国大名が現れ、日本各地の政治と社会が組みかわっていった時代です。
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1分でわかる歴史戦国時代

戦国時代 まとめ

1. ひとことで言うと

日本の各地に、それぞれの「国」をもつ大名が並び立ち、
争いと同盟をくり返しながら、やがて全国統一へ向かっていった時代

室町幕府や守護の力が弱まると、各地では、自分の力で土地と人びとを治める戦国大名が現れました。戦国大名は、家臣をまとめ、土地と年貢を調べ、独自の法を定め、城と町を整えて、自分の領国を築いていきます。戦いの多い時代でしたが、商業や鉱山の開発が進み、鉄砲やキリスト教が海外から伝わるなど、社会は大きく動いていました。16世紀の後半になると、京都をめぐる争いの中から、全国をまとめようとする動きが強まっていきます。

2. 戦国時代は、いつから、いつまで?

始まりは、地域によってちがう関東では1454年ごろから長い争いが始まり、京都では1467年に応仁の乱が起こりました。1493年の明応の政変を節目とする見方もあります。全国が一斉に戦国時代になったのではありません。1分でわかる応仁の乱から戦国時代へ地域ごとに、戦国へ移っていった
終わりも、一つの年には決まらない織田信長が京都に入った1568年、室町幕府が事実上終わった1573年などが節目とされますが、九州や関東などでは、そのあとも戦国大名どうしの争いが続きました。

このサイトでは、15世紀後半から、全国統一が本格的に進む16世紀後半より前までを「戦国」の中心として整理します。なお、室町幕府そのものは、この時代の途中まで続いていました。

3. 3つの段階で見る

  1. 15世紀後半〜16世紀前半:各地で「国」づくりが始まる幕府や守護の力がゆらぐ中で、守護大名や守護代、地元の武士(国人)などが力をのばし、それぞれの地域で戦国大名となっていく。
  2. 16世紀半ば:大名どうしの大きな争いと同盟領国が広がるにつれ、隣り合う大名の争いが大きくなる。同盟を結んで背後を固め、別の敵と戦うことも増えた。鉄砲やキリスト教が伝わり、海外との交流も広がる。
  3. 16世紀後半:京都をめぐる争いから全国統一へ畿内では将軍や三好氏などの争いが続き、そこへ尾張の織田信長が進出する。全国をまとめようとする動きが強まっていく。

一つのできごとが次をすべて決めたわけではありません。地域ごとに、ちがう速さと形で変化が進みました。

4. 戦国大名の「国」をつくっていたもの

しくみ中身
家臣団一族や家来、地元の武士を家臣として組みこみ、軍や政治を担わせた。→ 戦国大名と下剋上
土地と年貢領国の土地や収穫を調べて、年貢と、家臣が出す兵の数(軍役)を決めた
法家臣や領国の決まりを定め、争いを大名の裁判で解決させた(分国法)。→ 分国法と領国支配
城と町城を中心に家臣や商人を集め、市を開いて町を育てた。→ 城と城下町・戦国の経済
同盟と外交周りの大名と、戦いだけでなく同盟や婚姻でも関係を結んだ。→ 各地の戦国大名
海外との交流鉄砲や火薬、生糸などを手に入れ、宣教師を迎える大名もいた。→ 鉄砲・キリスト教・南蛮貿易

戦国大名は、戦うだけでなく、こうしたしくみを整えて自分の国を治めていました。

5. よくある思いこみと、実際

思いこみ実際
1467年に、全国が一斉に戦国時代になった地域によって、戦国の争いが本格化する時期はちがった
下剋上=家来が主人を次々に倒した戦国大名の成り立ちはさまざま。守護大名から発展した家も多い
戦争ばかりで、社会は止まっていた城下町や市、鉱山が発展し、商業や海外との交流も広がった
鉄砲が来た瞬間に、戦い方がすべて変わった国内でつくられ、広まるまでには時間がかかった
全国統一は、信長ひとりの力で始まった各地の大名が領国を広げ、畿内の争いが続く中で、統一への動きが強まった。→ 戦国から天下統一へ

6. 次の時代へ:安土桃山時代

1568年、織田信長は足利義昭を立てて京都に入り、1573年には義昭を京都から追放しました。こうして、信長、そして豊臣秀吉による全国統一の動きが本格化していきます。信長と秀吉の政治や文化は、安土桃山時代として、次のページで整理します。

7. つながる時代

ひとつ前の時代:1分でわかる室町時代京都の武士の政権と、守護大名の成長

関連テーマ:伊勢宗瑞(北条早雲)/一乗谷/甲相駿三国同盟/種子島/ザビエル

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